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僅か一週間弱の日本滞在を終えてブータンのワンチュク国王とジェツン王妃が多くの良い事例を残して昨日関空から帰国した。国賓としての日本訪問であったが彼らが結婚して僅か一ヶ月で日本を新婚旅行に選んでくれたことは非常にありがたい事であった。 更に、国王と王妃の一日の行動を毎日テレビで見ていたが、今までたくさんの国賓が来日した中で一番清々しさを感じた。 先ず、国王の腰の低さだ。会う人とあいさつを交わす時、握手をする時の彼の顔の位置は相手の顔の位置と同じだ。決して高い位置から相手を見下ろしたりはしていなかったし彼の握手は必ず龍手で相手の手をしっかりと包み込んでいた。 背の高い国王が背の低い日本の皇太子と挨拶を交わす時が一番印象的だった。皇太子と目線が同じ高さだ。ここまでした国賓は今だかっていない。これがブータンのしきたりなのか? 私は国王の人柄だと思っている。王妃は公的な立場での旅行は初めてであったためか幾分硬さが目立っていたが、国王の余裕のある行動と、彼が随所に織り交ぜるジョークは一流の物だった。 そっと差し出された傘の下に収まる金閣寺の住職 共同通信から転載 特に被災地を訪問した時の合掌や雨の中で金閣寺を訪れた時に住職にさっと傘を出すと言う仕草は彼の洗練されたマナーの高さを物語っていると思う。更に被災地で小学生と交流した時の「龍」の話などは心にしみる物だ。 ブータンのシンボルが「龍」であることも一つの理由であったかもしれないが、「一人ひとりの心の中にいる。その龍を大きくするのだ」という言葉は私も感動を受けた。 来年は辰(龍)年だ。丁度いいタイミングで良い話を聞かせてもらったと感謝したい。 ブータンと言う国がどこにあるのかを知らなかった人も多かったと思う。しかし。国王と王妃の日本訪問は日本国民にブータンの印象を物凄く植え付けたに違いない。 「国民総幸福度」を追求していて国民の97パーセント以上が幸福だと思っている国は世界広しと言えどもブータンぐらいしか無いだろう。 日本では一時「最少不幸国家」という言葉がはやったが、今やすっかり影をひそめてしまった。 この国王が国を治めている間はブータンは安泰だろう。久しぶりに清々しい気持ちになった。 もう一つのブログはここから入れます。 |
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