帰国便の方がきつかった

ホテルで小休止して帰国の準備に掛かった。ディエンビエンフーからのフライトは15時20分だ。ホテルから空港までは7~8分と近い。小さな空港で60人乗りのハノイ行きが1日2便しかないので搭乗者も多くはないし、ゆっくりと出ればいい。14時少し過ぎたらチェックアウトしようと思った。

チェックアウトのためにフロントに行くと英語が話せる女性が担当だったのでほっとした。

この女性との約束でタクシーとガイドの料金もホテルに支払うと言う事になっていた。財布の中のドルの現金を見ると支払に十分な額が残っていた。3日分のタクシー代、ガイド料200ドル+ホテル代63ドルだ。ドルを350ドル持っていたので、現金で支払い51ドルも残った。

ベトナムドンも3000円分ぐらい残っていた。食事をして入場料を払い、ヨーグルトなどの補助食品やビール代ぐらいしかかかっていないから当然だと思うが!!

フロントにお願いしたタクシーを呼んでもらったが、このフロント嬢、もの凄く親切で、「空港までベトナムドンでどれぐらいかかるか? タクシー運転手はお釣りを持っていない可能性が有るから小銭に変えてほしい」とお願いしたら、何と「私が払うから心配しないで」と言ってくれた。

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ディエンビエンフー空港  何にもない!!


ベトナムのタクシーにはメーターがついているが、外国人はごまかされる可能性がある事を知っていて、それを避けようとしてくれたのだと思う。タクシーが来ると何か話をしていて自分の手持ちのお金を払ってくれた。大助かりだ。
空港には一番乗りだと思ったら、受付番号が3番だったから既に2人の人がチェックインしていたことになる。
ここでも靴まで脱がされてセキュリティーチェックを受けた。

田舎の空港はのんびりしたもので、たくさんの白い鳥が滑走路や近くの草むらで遊んでいる。これを追い払っていたのは何と自転車に乗った2人のおじさんだった。

待つことしばし、ハノイからの便が到着した。この便が折り返しハノイに向かうのだ。

この便でハノイに向かったのは25人ぐらいで機体のほぼ中央付近に固まって座らせられた。一番バランスが取り易いからだろう。この内荷物を預けたのは私を含めて5人だった。

国内線のターミナルから国際線のターミナルまではシャトルバスで移動したのだが、飛行機が着陸してから1時間はかからない。時刻は17時少し前だ。

ハノイ発東京行の便は翌日の0時5分だから、つまりトランジットの時間が8時間もあるのだ。この時間をどう過ごすのかが頭の痛い所だ。チェックインのカウンターが開くのが3時間前と書かれていたのでロビーを動き回ったり、椅子に寝そべったりしていた。空港内は無料のWifiが使えるが商用電源のコンセントが無いから直ぐに使えなくなるのは目に見えている。

現役のころイタリアのマルペンサ空港で7時間のトランジット待ちをした事が有る。この時、うかつにも居眠りをしてしまいパソコン入りのバッグを盗まれたことが有る(出発前には出て来たが)ので、眠る事も出来ない。

離陸してからの飛行時間は5時間と少しだから夕食も出ない。そこで空港内のレストランに入り食事をして飛行機の中では食べないことにした。当然レストランでは商用電源もありWifiも使用可能だ。

食事をした後、3時間もレストランの中で粘り、ニュースをチェックし、メールのチェック、写真の整理などをしていた。3時間前にはチェックインが出来るので、そうすればラウンジが使用できる!!抱だ。待ち時間の何と長い事か!!

チェックインが始まると早々に済ませ、また例の様に靴まで脱がされるセキュリティーチェックを済ませて、ラウンジに急いだ。途中に両替所が有ったので全ての外貨を円に交換した7000円も返って来た。何と安上がりな旅だったのだろうと思った。

ラウンジは静かだし安全だ。いつもならラウンジでたくさん酒を飲むのだが、今回の旅ではほとんど酒は飲んでいない。ケチっているわけではないが、あまり飲む気が起こらないのだ。ラウンジ内でもジントニックを一杯だけ飲んでボ~ッとして過ごした。

登場が始まる5分前に搭乗ゲートに行った。私の場合JGCだし、サファイアの資格が有るので格安の航空券でも優先搭乗が出来る。早く座席に行って、CAに枕をたくさん用意してもらい腰の保護に努めた。これが当たったのか腰痛は起きなかったし首も痛くはなかった。私が座席を指定するのはいつも同じところだ。帰路便も往路便と同じところだった。つまり非常口の所で通路側だ。

ところが、ところがである!! 往路の機材と同じ型式の飛行機であるが、恐らく機材そのものが違っていたのだろう。足元が異様にスース―とするのだ。外気温はマイナス50℃ぐらいだから、これが、どこからか侵入してきているのだろうと思った。そのうちに体全体が冷えて来てガタガタと震えはじめた。

CAを呼んで機内温度を調べてもらったが25℃だと言う。しかし、私の足元は確実に寒い。ブランケットを持ってきてもらい足元をくるんだが冷え切った体はそんなに簡単に元に戻らない。CAも気を利かせて一度だけ温度を上げてくれたが、焼け石に水だった。

こんな状態で東京までの約5時間我慢をせざるを得なかった。物凄くきついフライトだった。往路は腰痛、帰路は寒さとの闘いだった。

そのためか飛行機を降りてからも鼻水は出るは、くしゃみは出るはですっかり風邪を引いた状態だった。

現役のころにも一度、同じような経験が有った。この時はボーイング747だった。今回は最新のボーイング787だったが機材によってこうも違う物なのだろうか!?

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