蟻地獄の話・・・つづき・・・蟻と蟻地獄の闘い

昨日、蟻地獄がたくさん罠を仕掛けている事を書いた。その中で蟻が落ちたらどうなるのだろうと言う事を書いたと思うが、それを実際に見ることが出来たのだ。

梅の収穫をしていたら大きさ8ミリぐらいの蟻が梅を受け取る箱に入って来た。まだ蟻を探してもなかなか見つからない時期なので、これはチャンスと思い、その蟻を蟻地獄の罠が有るエリアの一番端に置いてみた。
蟻がどのような行動をとるか見たかったからだ。

蟻もなかなか賢いようで巧みに罠の端をすり抜けながら歩いて行った。あと2~3個の罠をクリアーすれば無事に通過だったのだが、最後の最後で小さな罠に落ちてしまった。

蟻は必死に脱出を試みている。罠の高さは蟻の2倍ほどだ。もがきにもがいて上の方に届くと思ったところ、今度はすり鉢状の一番下から砂が何度も吹き飛んできた。蟻地獄が蟻を逃がすまいとして細かな砂を吹きかけ落とそうとしているのだ。

蟻と蟻地獄の喰うか、喰われるかの戦いだ。こんな事は初めて見た。
戦いは5秒ぐらい続いたが、蟻がかろうじて脱出に成功した。

これで蟻地獄はしばらくの間、空腹を我慢して落ちてくる獲物をひたすら待つことになるのだろう。
自然の営みの本の一端を見ることが出来たのだ。

そして、今朝、蟻地獄の罠の数は1.5メートルの間に31個に増えていた。