沈没北朝鮮漁船の乗組員・・・なぜ返したのだろう?

昨日の朝、日本のEEZ内で違法操業していた北朝鮮のイカ釣り漁船と取り締まり船が衝突し北朝鮮の船が沈没、乗組員全員が海に放り出されたというニュースが入ってきた。

時間が経つにつれて放り出された乗組員は20人位から60人に増えたし取り締まり船や近くの船で全員救助したとも伝わってきた。
更に北朝鮮の漁船が急に方向転換して衝突したとも伝えられた。

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朝日新聞デジタルから切り取り


しかし、現場でどの様な判断がされたのかは定かではないが、救助された乗組員全員を近くにいた北朝鮮の漁船に移して釈放したと言う。何故だ!!

明らかに彼らはEEZ内で違法操業していたのだから、一旦近くの漁港に連れてきて、上陸はさせないまでも船内で取り調べをするのが本来の対応だと思うのだが!!

明らかに犯罪なのだから少なくとも船長はしばらく間の間厳重な取り調べをして然るべき罰則を付けたうえで人権的な配慮を理由に釈放すれば良いと思う。

昨日行った対応では、北朝鮮に捕まってもその場で釈放されると言う悪い例を示してしまったように思える。これではあとからあとから違法操業する漁船が押しかけてくることになりはしないか?

北朝鮮の正式な発表はまだないが、恐らく、国としての公式な見解として、自国の非は認めず、日本の取り締まり船により沈められたと大々的に発表されるだろう。

本来、海難事故は人命救助が大前提で、海の男たちは国の境を超えて救助活動をするというのが決まりになっている。戦時中でも敵艦を沈めたらその乗組員を救助すると言う事は当たり前のように行われていた。

恐らく、今回の事件で北朝鮮は船員が全員救助されたことに対しての感謝の言葉は発しないだろう。正当な操業をしていたのに沈められたと発表するのではないかと思う。

北朝鮮とはそういう国だから!!  どの国にも行っている正当な調査をしてから帰国させるべきだった。