民主派が圧勝したが中国はどう出るのだろう

香港で4年ぶりの区議会議員の選挙が行われた。

数日前まで暴動に近い抗議集会やデモが行われていて、選挙が行われるかどうかも懸念されていたが、当日はデモも無く、静かな中で投開票が行われたようだ。しかし、まだ相当数の学生たちが大学の構内に籠城しているという。

この選挙、実質的には現香港政府の信任投票のような物だと選挙前に報じられていたのだが、実際の市民の投票行動では投票率71%と非常に高く、投票者が前回の147万人に対して300万人と2倍になったという。それだけ香港市民たちの関心が戦ったと言う事だろう。

結果として452議席に対して民主派と呼ばれる人たちが390人当選して、親中派と呼ばれる人の当選は僅か62人に留まったという。議会の構成が逆転したことになる。

これは、中国の習近平政権がバックについている現香港政府の政治手法にNOを突き付けて民主化に進みたいと言う香港市民の民意が現れたものだ。

中国本土ではまた、この事実がまだ伝えられていないと言うから情報統制にかなり厳しさが有るのだろう。良い事はプロパガンダのように伝え、都合が悪いことは伝えないと言う中国共産党の政策の最たるものが出ていると言って良い。

これが毛沢東以来一貫して行われた中国共産党の一党支配が出来る大きな要因なのだろう。
例えばこれがウィグル自治区やチベット民族に伝われば弾圧を受けているウィグル族やチベット族が決起する恐れがあるかだろう。そこまでして守りたいのは何が有るのかが分からない。
しかし、現在のような情報化時代に隠し通せるものではないだろうし、一般の国民に知られた時には習近平政権にも跳ね返ってくることは確実だろう。

香港の議会では多数派となった民主派だが、彼らはまだ勝利したとは言っていない。

これからどうなるのだろうと考えるが、専門家たちの話では本当の民主化を成し遂げるには更に幾重にも中国政府の壁を越えなければならないのだと言う。

行政長官の選挙にしても普通の選挙は出来るかどうかわからないのだと言う。つまり中国の許可をもらわなければならない法律になっているのだそうだ。

こう聞くと選挙には勝利した民主派の人々がまだ勝利していないと言うのも納得できる。

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