「二兎を追う者一兎も得ず」になってはいないか!!

新型コロナウィルスの感染拡大について政府や東京都、その他の自治体で感染拡大防止の決定的な対策が取れず、経済活動と両方を追いかけているように見受けられてならない。

この行為は「二兎を追う者一兎も得ず」と言う西洋のことわざに似ていると思う。
つまり、新型コロナウィルスは感染拡大防止の壁を破りつつあり、第二波へと突き進んでいるように見えるし、経済的に見ると倒産件数が増えて、失業者も増えている。

そればかりか、隠れて営業したり、営業しないと店が潰れると公然と言い放ちながら感染の温床になっている場所さえある。

この様な状態はどちらも生かそうとする中途半端な政策でしかないと思う。

日本特有の新型コロナウィルスの感染拡大防止策だと言うが本当にそれで良いのだろうか?
恐らく、このままだと一兎も得えられなくなってしまうのではないか。

緊急事態宣言が続いている時には、間違いなく感染者が減少していた。経済活動を再開させた途端にうなぎ上りに拡大している。これは日本だけではない、アメリカ、ブラジルなど感染者、死者が多い国の例でも分かるだろう。

改めて緊急事態宣言を出し、経済活動の自粛を要請すると言う一兎を追う政策にするべきだと思う。

政府や東京が緊急事態を宣言しないのは①補償を要求されるから ②医療に若干の余裕が出てきたと言うのが主な理由だろう。

しかし、考えてみれば補償を要求する人たちが、もし自分たちがクラスターの原因にでもなったら、この人達は感染した人たちや医療従事者たちに補償をすることが出来るだろうか!!

つまり、補償、補償と騒いでいる人達は自分の事ばかり考えていて、他の人の事は政府や自治体に任せてしまうと言う無責任な人たちだと思う。補償を受けたいなら、自分たちでも補償をするのだと言う認識を持たなければならない。

思い切って自粛要請をするべきだし、破ったら罰則があると言う制度を作るべきだ。

もう一つ医療体制に若干の余裕があると言う発言を政治家が良く使っている。
現状では余裕があるかも知れない。しかし、次に感染が広がった時にはどの様なスピードになるのかもわかっていない。余裕がある医療用ベッドや人工呼吸器、エクモなどあっという間に数が足らなくなってしまうと思うのだが!!

更に感染患者を受け入れた医療施設では経営的に軒並み赤字を出している。こんな事で次の患者を受け入れてもらえるのかが疑問だ。

こうなる前に感染の拡大を抑えることが一番の方法だ。

二兎を追うのではなく、感染拡大防止に政府、自治体の持てる力をすべて出し切る事が大切だ。
歴史を見てもどんな災害に有った時も必ず経済は再生し、新しい経済活動で新しい世界が生まれている。