直腸のカルチノイド(癌)を切除した

6月17日に「癌」もどきの処置が決まった  と言う記事を上げた。


7月25日に「癌」もどき(カルチノイド)の切除の手術を受けた。
当初の診断では「カルチノイド腫瘍の疑い」となっていたが、入院治療計画書には明確に「直腸カルチノイド」と書かれている。

病院側ではすでにカルチノイド=癌と判断しての対応になっているのだと思う。

7月24日に入院して7月26日に切除手術、7月26日には退院できる2泊3日の短期入院だ。

24日に前段階の血液検査や検査食(おかゆ)を食べると言う事から始まった。いつも動いている私にとっては病棟を歩くだけと言う退屈な生活だった。就寝の直前に下剤を飲まされた。

25日、切除手術の日は絶食だ。その代わりに朝8時から腸の中を空にして更にきれいにするために2時間かけて2リットルの下剤を飲んだ。1時間ぐらい経つと下痢が始まり、10時には看護師がOKを出すぐらいのきれいな水便になった。看護師に聞いたら順調な方だと言う。出ない人はさらに水をガブガブ飲み続けなければならないのだと言う。最悪は浣腸と言う強硬な手段をするのだと言う。

絶食なので水分とエネルギーを補充するための点滴を付けられた。10時から始まり午後10時まで12時間点滴台を引いての不自由な生活だった。

切除手術の予定時刻は午後3時だったのだが、延びに延びて呼ばれたのが4時半だった。
5月に大腸内視鏡の検査を受けたばかりだったのでどのような手順かを理解していたので冷静に手術台に上がった。直ぐに血圧計と酸素飽和量図る機材が付けられた。血圧も正常、心拍数も正常、飽和量も98~99と正常だ。つまり、平常心で手術台に横になっていたと言う事だ。
この時も点滴はしたままだ。

腸の活動を抑える薬を点滴から入れた。その後、医師が肛門の周りに麻酔薬を塗り、「少し指が入りますよ」と言いながら、肛門に指を入れて麻酔薬を塗りたくった。胃にグッとくる気持ち悪さだった。

直腸だから痛さは無いだろうと思い、鎮静剤の使用を断った。
内視鏡の映像は大きなモニターに相当の倍率で映し出されているので興味津々でその映像を見ていた。自分の直腸内の映像だ。

女性医師が主、男性医師が副と言うコンビでの手術だ。最初に小さなカルチノイドを探すのに苦労している様子だった。これは「ここかな? もう少し上かな?」、「〇〇の線上に有るはずだ」等と言う2人の会話で分かった。最後に「あっ、これだ」と言って場所を特定した。
モニターを見ていた私にも確かに何かあるなと言う感じがした。
「ここからここまでを取ろう」と言う医師の声とモニターに映し出されている部分を見ながら随分大きくとるな!! と言う感じさえした。これは少し痛いかもしれないと言う恐怖感が一瞬あった。

医師たちは内視鏡の入れ出しを3回して、4回目にやっと切除する段に入った。これもモニターで良く見える。先端から針金のようなものが出てきてかなり広い部分に広げられ、今度は徐々に絞られていく、恐らくこれで絞り切っているのだろうと思った。痛くもなんともない。

何とこれで終わりだった様だ。医師が「お疲れ様、終わりましたよ」と声をかけてくれた。

鎮静剤を使用していなかったのでそのままスタスタと自力で病室まで帰った。
後で切除してくれた医師に聞いたら肛門から10センチぐらいの所でカルチノイドは1ミリぐらいの小さなものだったと言う。
しかし周辺を含めて直径にして5ミリぐらいの切除をしたと言う。

5月の内視鏡検査の時に2ミリぐらいのカルチノイド腫瘍の疑いとされていたが、生検のためにサンプルを取った。この時に1ミリぐらいを取ったために2ミリ⇒1ミリに小さくなっていたのかもしれない。

とりあえず、カルチノイドは取れた。カルチノイドはあちこちに出てくるようだから他の所に出ないことを願いたい。
26日の朝の朝食はおかゆだったが副食にアジの干物とおからの煮物と具のないみそ汁と牛乳が付いた。退院後は消化の良い刺激の少ない食べ物を1週間は続け何ければならないが、これが良い参考になった

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