党首討論の中継を見ての感想

一年ぶりに党首討論とやらが行われた。各局がこぞって中継していたのでNHKにしてこれを見ていた。安倍さんに対して4人の野党党首、すなわち枝野さん、玉木さん、志位さん、片山さんがそれぞれ自分の意見を話し提案をしていた。

数日前から鳴り物入りで宣伝されていた党首討論だったが、割かれたと時間は僅か45分間だった。これでは本当の党首討論とは言えないと思った。

この程度のものだとしたら、1年に何回でもできるのではないのだろうか?

しかし、実のない討論では困る。

昨日の討論? 年金2000万円について各党からそれぞれ一つ、二つの提案が出た。要するに財源を確保する提案だった。

画像
日経新聞の映像からキャプチャ


安倍さんの答弁ではことごとくこれに反対し、現在自分たちが行っている対策がベストだと突っぱねていたし、的外れの話で時間を消費させていた。この様な機会がないので野党がどのように考えているのか各党の案を聞くのは初めてであったが、安倍さんの答弁はすでに公表されている事の繰り返しで、実質何も前進した意見や改善しようとする意欲がないことが分かった。

安倍さんの答弁の中で「マクロ経済スライド」で年金制度は百年安心と言い切ったが、年金をもらう必要のない安倍さんや麻生さんにはこのマクロ経済スライドがどれだけ庶民にボデーブローを与えているかなど全く分からないだろう。

政府は制度が百年もつとしているが(国民民主党の試算では36年で破綻すると言っていた)、実際に支給される年金がドンドン減少し、高齢者が少ないお金で生き延びられるかと言う問題の方が先に案じなければならない事が起こってくる可能性だってある。

この大きな問題を僅か45分間で片付けようとしている事に落胆したが、さらに大きな落胆は野党が提案している施策について政府が検討をしてみようと言うそぶりさえ見せていなかったことだ。つまり、このまま行くと言う事を国民に公表したことに尽きるのではないかとさえ思った。

難しい問題であるからこそ多くの人の意見を聞き衆知を集めて前進させると言うのが政府の根本的な姿勢に有るべきではないかと思う。相当にがっかりした党首討論。

"党首討論の中継を見ての感想" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント